まな先生解説
こころ質問
すい要点整理
補足
この記事は公的機関・学会の資料をもとにした一般的な情報です。取材・実測・専門家の監修は行っていません。気になる症状がある方は医療機関にご相談ください。
肩甲骨はがしのやり方は?結論は3ステップ
| ステップ | やること | 根拠にしている資料 |
|---|---|---|
| 1. 判定する | 4つの質問でセルフケアの可否を確かめる | 日本整形外科学会「肩こり」「五十肩」、健康長寿ネット「虚血性心疾患の症状」 |
| 2. 選ぶ | 場所と、腕を上げて痛まないかで選ぶ | e-ヘルスネット「ストレッチングの実際」 |
| 3. 組み込む | 1時間ごとの作業休止に約2分入れる | 厚生労働省「情報機器作業における労働衛生管理のためのガイドライン」 |
キーワード選定理由:「肩甲骨 はがし やり方」を選んだ3つの根拠

- サイトの読者課題と一致する:当サイトはデスクワーク世代のセルフケアを扱います。厚生労働省「2025年国民生活基礎調査」でも、肩こりは女性の自覚症状の2位です(後述)。
- 知りたいことが入力候補に表れている:2026年10月10日にGoogleの入力候補を確認し、下の表に整理しました。
- 上位記事で答えきれていない点がある:保持時間の根拠、受診すべき痛みの見分け方、痛いときの強さの下げ方が手薄でした(次章)。
| 入力候補(2026年10月10日確認) | 読み取れる疑問 | 本記事での扱い |
|---|---|---|
| やり方 1人/セルフ | 一人でできる手順 | 4種目の手順で扱う |
| 痛い なぜ/翌日 痛い/背中 痛い | 痛いのは正常か、続けてよいか | 判定チャートと対処法で扱う |
| 効果/とは/ストレッチ | 何に効く、どんな運動か | 「とは」の章で扱う |
| やり方 2人 | 人に押してもらう方法 | 扱わない(押される強さを自分で調整しにくいため) |
| マッサージ/上野・浅草・東京 | 施術・店探し | 扱わない(別の目的) |
競合の不足情報:上位5記事になかったこと
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| 不足していた点 | 本記事の対応 |
|---|---|
| 保持時間が5秒〜30秒とばらばらで、出典がない | e-ヘルスネットの「20秒以上」にそろえる(手順の章) |
| 心臓の病気による肩・腕の痛み(放散痛)、五十肩の時期の区別がない | 判定チャートQ1・Q2、注意点の章 |
| 痛いとき、中止する前に強さを下げる方法がない | 痛いときの対処法の章 |
| 職場の作業休止との結びつけがない | 休憩に組み込むコツの章 |
| 腕を上げると痛む人向けの種目の分岐がない | 判定チャートQ4、比較表 |
肩甲骨はがしとは?効果の範囲と肩こりの統計
| 肩こりの有訴者率(人口千対) | 2022年 | 2025年 |
|---|---|---|
| 女性 | 100.8 | 89.2 |
| 男性 | 53.3 | 48.3 |
※出典:厚生労働省 2025年国民生活基礎調査の概況(健康)図17(2026年10月10日確認)。女性は肩こりが2位、男性は頻尿に次いで3位です。女性ではいまも約11人に1人で、低下の理由は概況からは読み取れません。
始める前の準備:やっていいかの判定チャート
- Q1:冷や汗、胸の圧迫感、左肩から左腕にかけての痛み、あごや歯の痛みがある?
- Yes → セルフケアは中止し、すぐに医療機関へ。
- No → Q2へ
- Q2:じっとしていても痛む、夜に痛む、腕が上がらない?
- Yes → 整形外科へ。五十肩の痛みが強い急性期は安静が基本とされています。
- No → Q3へ
- Q3:手のしびれ、頭痛、吐き気、めまいをともなう?
- Yes → 受診して、首・頭・血圧・眼などの病気がないか確認します。
- No → Q4へ
- Q4:腕を肩の高さより上に上げても痛まない?
- No → 腕を上げない「②座位のひじ引き寄せ」「④肩回し」だけにします。
- Yes → 次の章の4つすべてを選べます。
注意
健康長寿ネット「虚血性心疾患の症状」(2019年6月20日更新、2026年10月10日確認)によると、狭心症では、あごや歯の痛み、左肩から左腕にかけての痛み、みぞおちや背中の痛みとして感じることがあります(放散痛)。急性心筋梗塞では冷や汗や吐き気が起こり、早く医療機関で治療を始めることが重要とされています。Q1に当てはまるときは、ストレッチやマッサージで様子を見ないでください。
一人でできる肩甲骨はがしストレッチの手順
| やり方 | 場所 | 腕を肩より上げる | 道具 | 本記事の目安 | 避けたい人 |
|---|---|---|---|---|---|
| ①立位の腕下ろし | 自宅向け | 上げる | なし | ゆっくり5回+最後に20秒キープ | 腕を上げると痛む人 |
| ②座位のひじ引き寄せ | オフィス可 | 上げない | 椅子 | 20秒×3回 | 背中に強い痛みがある人 |
| ③タオル頭後ろ通し | 自宅向け | 上げる | タオル | 20秒×3〜5回 | 腕を上げると痛む人、首を痛めている人 |
| ④肩回し | オフィス可 | 上げない | なし | 前後各10回 | 回すと引っかかる・痛む人 |
①立位の腕下ろし
- 足を腰幅に開いて立ち、両腕を横から頭の上へ上げます。
- 息を吐きながらひじを曲げ、横からゆっくり下ろします。肩甲骨を背骨へ寄せるイメージです。
- ひじがわき腹の近くに来たら止めます。肩はすくめません。
- 5回くり返し、最後の1回は寄せた姿勢で20秒キープします。
②座位のひじ引き寄せ
- 椅子に浅く座り、背すじを伸ばしてひじを90度に曲げます。
- 息を吐きながら両ひじを後ろへ引き、肩甲骨同士を近づけます。
- 胸を軽く開いたまま20秒キープ。呼吸は続けます。
- 力をゆるめ、全部で3回行います。
肩甲骨はがしをタオルで行うやり方
- タオルの両端を肩幅より広めに持ち、ピンと張ったまま頭の上へ上げます。
- 息を吐きながらひじを曲げ、頭の後ろへ下ろします。
- 胸を張って20秒キープし、3〜5回くり返します。首を前に突き出したり、腰を反らせすぎたりしないようにします。
④肩回し
- 両手の指先をそれぞれの肩にのせます。
- ひじで円を描くように、後ろへ10回、前へ10回回します。小さな円から始めて少しずつ大きくします。
肩甲骨はがしが痛いときの対処法
| つまずき | 考えられる原因 | 対処 |
|---|---|---|
| 伸ばすと痛い | 伸ばしすぎ | 動かす幅を半分にする。②に切り替える |
| 息を止めてしまう | 力みすぎ | 吐きながら動かす。秒数を声に出して数える |
| 首がつらくなる | 肩をすくめる、首が前に出る | 肩を下げ、あごを軽く引く |
| 翌日以降も痛みやしびれが残る | 負荷が強い、または別の原因 | 中止して受診を考える |
デスクワークの休憩に組み込むコツ
- 一連続作業時間が1時間を超えないようにする
- 次の連続作業までに10〜15分の作業休止時間を設ける
- 一連続作業時間内に1〜2回程度の小休止を設ける
| 時刻 | 行う種目 | 気持ちよい程度? | 呼吸を止めていない? | しびれ・痛みなし? |
|---|---|---|---|---|
| 小休止(好きなときに1〜2回) | ④肩回し 前後各5回 | □ | □ | □ |
| 10:00/14:00/16:00 | ②ひじ引き 20秒×3 | □ | □ | □ |
| 11:00/17:00 | ④肩回し+②20秒×2 | □ | □ | □ |
| 12:00 | ③タオル 20秒×3(腕を上げて痛まない人だけ) | □ | □ | □ |
| 15:00 | ①腕下ろし(立てない場合は②) | □ | □ | □ |
| 18:00 | ③タオル、または① | □ | □ | □ |
注意点:やってはいけない人とタイミング
注意
ストレッチの後に痛みやしびれが強くなったときは中止し、判定チャートに戻ります。けがの直後や体調がすぐれないとき、持病で治療中のときは、自己判断で始めず主治医に相談してください。




